1960-02-09 第34回国会 衆議院 本会議 第6号
(拍手)井出元農林大臣は、その良識に従い、われわれと同様の見解に立って、地主団体は解散するよう行政指導すると言明されたのでありますが、この約束は、自民党の中の不健全分子にまさに妨げられて、ついに実現を見なかったことは、返す返すも残念の至りであります。
(拍手)井出元農林大臣は、その良識に従い、われわれと同様の見解に立って、地主団体は解散するよう行政指導すると言明されたのでありますが、この約束は、自民党の中の不健全分子にまさに妨げられて、ついに実現を見なかったことは、返す返すも残念の至りであります。
○内藤委員長 来る五月一日には、御承知のように講和発効後第一回のメーデーが全国各地に行われると思いますが、京都市なりあるいは広島市の実例を見ますると、そういう民主的な、まじめな労働運動に便乗して、そこへもぐり込んで、尖鋭分子といいますか、不健全分子がその意に反した方向ヘメーデーを持つて行くようなことになつたら、これは労働運動の前途に対して、講和発効後第一回の運動に、いわゆる一大汚点を残すものであると
○内藤委員長 そうするとそういう不健全分子を帰すには相当に強力な何かがなければならぬが、あなたは韓国政府は強力なる国権を発動して必ずやる、こう信じておられるのですか。
ことに一部の不健全分子は、企業の順調なる成育を阻害して、あるいは経営を困難ならしめ、あるいは企業を倒壞せしめることによつて一面失業群を増大せしめるとともに、他面、不健全分子自体が失業の対象となつていたことも、おおいがたき事実であります。
しかも、わが労働界におきましても、今夏来、正常なる発展を続けて参りまして、終戰以来跋慮梁しておりました不健全分子は、その影をひそめつつあるということも事実であります。
そういう点につきまして、政府はこの改正案によつて、そういつた一部の不健全分子を排除して、組合運動の民主性、自主性、あるいは責任のある行動が、十分成果をあげると確信しておるか。同時にこれに伴う労働行政、労働教育、さらには施策において、十分な備えを持つておるかということを、まず第一番にお伺いしたいのであります。
——総理大臣は演説の中で、経済の破壊や社会秩序の混乱を企図するがごとき一部の不健全分子は、遠からずあげて精算さるべきことを期待してやまない、こういうふうに言つておる。これは一体、具体的に言つてどういう分子であるか。これを第三者から、連合國人士の口から言わせます。 これは十二月二十四日にフライル氏、これは総司令部の経済科学局特別顧問です。これが北海道、九州の炭鉱視察から帰つて、こう申されている。
更に遠からず不健全分子は制裁されるであろうことを期待すると述べられております。更に日本経済再建の成否は一にかかつて全國の勤労者及び農民諸君の双肩にある。社会秩序の混乱と再建経済の破壞を企図するがごときことは、諸君の採らざるところであると信ずると述べられておりますが、これだけは今後あるべき労働行政の方針が奈辺にあるか、はつきりしておりません。
ところがこの勤労大衆の中に名を勤労者に藉り、善意なる勤労者を毒するいわゆる経済の破壊又社会的秩序の混乱を企図する一部不健全分子のあることはにがにがしく思つておる次第であります。ところが昨日の首相の演説において、この不健全分子の清算を期待すると述べられておりますが、單なる期待のみでなくして、政府みずから強力に社会秩序の混乱を取締るべきであると思うのであります。
眞に民族と國家との將來を思う諸君の健全なる良識と聰明な判断によつて、経済の破壊や社会秩序の混乱を企図するがごとき一部の不健全分子は遠からず挙げて清算さるべきことを期待して止まないものであります。 (拍手) 第四に、政府は行政機構の改革を断行いたしまして、能率増進の徹底を図り、政治上における民主化を実現いたしますると共に、一般企業の健全化を促進する手引といたしたいと考えておるのであります。
眞に民族と國家の將來を思う諸君の健全なる良識と聰明なる判断によつて、経済の破壊や社会秩序の混乱を企図するごとき一部の不健全分子は遠からずあげて清算さるべきことを期待してやまない次第であります。 第四に、政府は、次に行政機構の改革を断行して、能率増進の徹底をはかり、政治上における民主化を實現するとともに、一般企業の健全化を促進する手引きといたしたい考えであります。